ロックの日の新企画、イベント「コンテンツは日本を救うのか?」を開催

2013年、6月9日。

ロックの日。

アーティスト/クリエイターを支援する立場として、
ロックの日には、毎年何かしらの企画を行っています。

通年の講座であったり、1対1のコンサルティングであったり、
特別なセミナーであったり、、、

今年は悩んだのですが、僕一人の開催ではなく、
複数のプレゼンテーターを招いて、
ディスカッション形式の勉強会をメインとした
イベントを開催することにしました。

以下、イベントの詳細です。

 

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【タイトル】

「コンテンツは日本を救うのか?」


【テーマ】

「どうやったらクリエイターは日本の未来を明るくできるのか?」

「コンテンツが日本の未来を救うとすれば、その可能性はどこにあるのか?」

ユーザーはコンテンツとどのような関係性を築いていくべきなのだろうか?」

などコンテンツの今後の在り方を議論し、
日本のコンテンツ業界の行く末と、
クリエイターが今後目指していくべき
方向性についての提言を行う。 

 

【開催背景】

CD→ダウンロード→ストリーミングと
変化を遂げるコンテンツ業界。

音楽、映画、アニメ、マンガ、ゲーム、書籍、WEBページなど、
どの分野においてもコンテンツと関わる
ライフスタイルが変わってきた。

今まではテレビやラジオなどのように、
ユーザーが一方的にコンテンツを受け取るというスタイルだったが
現代はインターネットの普及などによって、
誰もが発信者側になりうることで、より参加型になったと言える。

レコードやCDを購入してプレイヤーで再生する、
音楽をダウンロードするという「所有」のスタイルから、
クラウド上にアクセスし、それぞれが楽しみ、シェアするという
「所属」のスタイルに変化してきた。

このような変化の中、新しいコンテンツの在り方が求められるだろう。

 

【内容】

各プレゼンテーターが用意したテーマに対して、
参加者でディスカッションをし、知見を深める。

ディスカッションのみならず、
プチセミナーであったり、
ワークショップであったり、
お酒を飲みながらの懇親会であったり、
イベント内容は多岐に渡る。

どんな内容になるのかは当日までのお楽しみ。

 

【対象】

すべてのクリエイター、アーティスト。

またコンテンツユーザー。

 

【プレゼンテーター】 

島田晋輔
アーティスト/クリエイター支援shinrish代表。

アンダーグラウンドに眠る
アウトサイダーアーティストを発掘し、
イビツなカタチのまま世に配信していく。

 

ジーパン
ロンドン留学エージェント。

自分の創った音楽でロンドンでライブしたい。
その一心でロンドンの地に降り立ちそのまま3年暮らす。
帰国後、ロンドン留学エージェントを立ち上げ、ロンドンに行きたい人をサポート。
ミュージシャン、美容師、デザイナーなどクリエイター志向の人に支持される。
現在水面下でオーダースーツ事業、NICE ADULT増殖計画を推進中。

 

ケンタロー
コトノハファクトリー代表
教育畑出身のコピーライター。

コピーライティング原点回帰プログラム主催。
日本のモノ作りは終わったのか?
学問は学問だけで目的たりえるのか?
を合い言葉に「自由」から「時間」、「著作権」まで
ケンタロー哲学で鋭くメスをいれる。

 

倉田幸暢
日本が誇るワードプレスナビゲーター。

WisdomMingle.com(ウィズダム・ミングル・ドットコム)
人間万事 Sense of Wonder (センス・オブ・ワンダー)
海外ネットビジネス見聞録などを主催。
ネットコンテンツからアニメ、ゲームまで幅広く
かつ、ディープに精通し日本のオタク文化を支えている。

 

【日時】

7月6日(土曜日)11時〜17時。

*イベント終了後、チェロコンサートを観覧予定(任意)。

 

【場所】

東京都内。

詳細は参加者に別途連絡。

 

【定員】

少人数で開催。
最高でも20名程度にする。

 

【参加費】

無料。
*飲食代として5000円を頂きます(ランチ&フリードリンク付き)
*学生の飲食代は1000円とします(学割)

申込はこちらから。

*申込は通常価格になっております。学割へのお問い合わせはこちらから。

【問い合わせ】

イベントに関してのお問い合わせはこちらから。 

 

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追加

 

伊豆で学生ベンチャーで会社をやっている
若者に出会いまして、いろいろ話し込んでいたら
ありがたいことに、今回のイベントに興味を持ってくれて、


「ぜひお客さんとして参加したい!」


となりました。

が、7月6日はすでに先約が入っているらしく
参加できないということに。。。

それならせっかくなので、もう一回やろうか?
と、提案しまして、この企業とのコラボイベントを
別日で開催することになりました。

この企業は、一言で言えばマッチングをやってる会社です。

地域活性化事業に引きこもりがちな学生を動員する
というマッチングを行っています。


観光業×教育


という感じですね。

特に伊豆の活性化に力を入れている企業ですので、
開催も伊豆で、となりました。

さらにさらに、カラに閉じこもりがちな学生に外の世界を
見せるという活動もしていますので、この伊豆でのイベントには
学生を主に動員します。

基本コンセプトは変わらないですが、


学生と変な大人がディスカッションする

コンテンツから考える日本の未来in伊豆


みたいな感じにアウフヘーベンされます(笑)。

28日の参加プレゼンテーターも増えました。

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星野雄三
ボーカル&ボディインストラクター。

高校在学中からドラムを経験し、
大学ではジャズドラムを習う。

健康や身体運動の研究を通して、
アスリートやアーティストなど、
幅広い人たちのパフォーマンスを
向上させるべく、日々模索し、
理論と実践を重ねている。

ボーカリストを支援しつつ、
東京大学大学院で身体運動の分野を研究する
など幅広い活動を行う若手のホープである。

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日にちは7月28日(日)

 

8月11日(日)に変更になりました。

 

こちらにもぜひご参加ください。

 

申込はこちらから。

 

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最後に、ロラン・バルトの言葉を。

 

作者=神という発想ではなく、作品とは様々なものが引用された織物のような物であり、それを解くのは読者であるとして、芸術作品に対してこれまで受動的なイメージしかなかった受信者の側の創造的な側面を本稿で強調した。この概念は、後年のバルトの作品でもよく言及されており、例えば『テクストの快楽』においても、この概念についての論考が見られる。

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カテゴリー:イベント

【Q&A】最高のライブをするためには?

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▼▽Q.1▼▽:最高のライブをするためには、やはり練習あるのみでしょうか?
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【 A 1】;

もちろん練習は大切ですが、
練習をすればするほど
最高のライブになるとは
限らないと思います。

今回のメルマガでもとりあげた
カイロス的な時間、、、

いかに一瞬一瞬に魂を込められるかが
大切なことのように思います。

逆に言えば、一瞬一瞬のカイロス的な時間に
全エネルギー、魂を注ぐために
練習はあるのだと
僕は考えています。

繰り返しになりますが、練習は大切ですが、
それと同様に発信者の心構えや意志、情熱
といったものが最高のライブをするために
必要なことだと僕は思うのです。

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▼▽Q.2▼▽:お客さん集めに関して、
ツイッターとかじゃダメなのかなぁ?
 とも思いました。
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【 A 2】;

ツイッターは確かに流行っていますが、
ツールに過ぎません。

大切なのは、相手との「関係性」です。

あなたがお客さんと「関係性」を
築くツールとして
ツイッターが最適なのであれば、
ツイッターで集客できるでしょう。

向き不向き、相性などもあるので、
ツイッターに限らず
いろいろ試してみて考えてみても
いいと思いますよ。

まず試してみて、それから考えていけば
いいと思います。

大切なのは

リスナーとの「関係性」

だということを
意識して集客してみてください。

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▼▽Q.3▼▽:効果的な(集客に繋がる)
フライヤーの配り方ってあるのでしょうか?
現状路上ライブ時に配っていて困っています。
———————————————————–

【 A 3】;

路上ライブ時に配っているとなると、
ほとんどが新規のお客さんに向けて
だと思いますが、シチュエーションは
大きく2つのパターンに別れると思います。

1)あなたやあなたの演奏に興味を持ち、立ち止まっている
2)あなたやあなたの演奏には見向きもせず、通り過ぎようとしている

この2つのシチュエーションでは、
相手との関係性が異なりますよね。

なので、できることならば、
2種類のフライヤーを用意したら
よりよいアプローチができると思います。

1に関しては、少なからず興味を持って
立ち止まってくれているのだから
次につながるためのフライヤー(連絡先やサイトURLなどの入ったもの)、
がいいでしょうし、2のシチュエーションでは
まず興味をもってもらう
フライヤーがいいと思います。

おっ!と思って思わず立ち止まってしまう
インパクトのあるものや、
もらわずにいられない価値のあるもの。

配り方に関しては、場所や状況を
うまく活用して、

「他とは違う」

と思ってもらうことが
大切だと思います。

ああ、いつものアレだ

と思われたら、配る前に断られるので
(おそらくあなたも経験があるかと思います)。

いかに「いつものアレだ」と思われないかが
大切で、ついつい引き込まれてしまうような
やり方がベターですね。

そういう意味では演奏する曲も
オリジナル曲よりは
馴染みのあるカバー曲の方が
いいように思います。

新規のお客さんを集めたい場合は、
少し相手に寄った戦略の方がいいでしょう。

参考にしてください。

———————————————————–
▼       ▽Q.4▼▽:こちらもなかなか時間が
無い中で

「効率的にコミュニケーションをとる」

というヒントだけでもいただけましたら、
と思っています。
———————————————————–

【 A 4】;

人対人なので、
効率的なコミュニケーションは
あまりおススメできないですが、
時間がない状況も理解できます。

そこで提案したいのは、
誰でもできる事務作業的なことは
ツールやシステムを使ったり、
他のスタッフに任せたりする
ということです。

ひとりひとりメールを送るのが大変だ
という相談を受けるときも
あるので、そんなときはメール配信システム
などの活用を推奨しています。

事務的にできることはないだろうか、
と洗い出してみて、
ツールやシステムを活用したり
スタッフに手伝ってもらったりして
効率的なコミュニケーション少しずつ
実現していってみてください。

———————————————————–
▼▽Q.5▼▽:1年間でCD1000枚
売ることを目標にしています。
いまは約5カ月で400枚くらい売れました。
ただ知り合いが中心なので、
ここからどこに焦点を
当てていくか迷っています。
———————————————————–

【 A 5】;

どういった活動をされているか
詳細がわからないので、
一概には言えないのですが、
僕でしたら購入してくれた
知り合いに協力してもらうか、
全く別のルートで販売するかを
考えます。

知り合いに協力してもらう、、、というのは
代わりに売ってもらうという趣旨ではなく、
情報の吸い上げです。

どこがよくてどこがおススメなのか
レビューをブログなどに
書いてもらったり、感想を
YoutubeやFacebookに
アップしてもらったり、、、

口コミを狙ったキャンペーンや
コンテストみたいなものを
開いてみてもおもしろいでしょうね。

400枚を購入してくれたのが
知り合いということでしたら、
新規の開拓がまだでしょうから、
これを機に全国にツアーに行き、
新しいファンの開拓をしてもいいでしょうし、
委託販売やネット通販なども
取り入れてみても効果がでると思います。

・購入者に協力してもらう
・別ルートの販売方法を考える

この2つを参考に考えて実行してみてください。

 

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2013年6月7日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:Q&A

【リアルアーティストライフのススメ】アーティストの死

今回のロックの日の企画に
プレゼンテーターとして参加してくれる
友人のケンタローくんと打ち合わせしていたときのこと。


「島田さん、最近『時間』に関していて

 ふと思ったことがあって
 調べてたのですが、
 『時間』には2種類あるみたいなんです。」


という興味深い切り口で

話をもってきてくれた。

この2種類の時間に関して、
僕はエリアーデの

聖なる時間・俗なる時間

を思い浮かべたが、、、違った。
(もちろん通ずる部分はあるが)

ケンタローくんが持ってきてくれたのは、
カイロスとクロノスという概念である。

カイロスはギリシア神話で
「一瞬」を表す神であり、

クロノスは
「連続した時」を表す神。

つまり、同じような時間を過ごしていても、
カイロス的な時間意識というのは
一瞬一瞬であり、
クロノス的な時間は
直線的な感じ方なのである。


ハイデガーの「いまここ」

ラテン語で言われる「メメント・モリ」
古代ローマ ホラティウスの詩「カルペ・ディエム」


これらは、全てカイロス的な時間を

感じて生きることを意味している。

そして、リアルアーティストの在り方である。

僕はバンドメンバーに対して、
このカイロス的な時間の捉え方を
よくライブ直前などで話す。

それは、、、


僕らは何度も演奏している

曲かもしれないけど、
お客さんにとっては
初めてかもしれない


ということだ。

クロノス的な時間意識で、、、
つまりいつも普段の延長上でついつい
演奏をしがちだが、リスナーにとっては
カイロス的な時間を
感じているかもしれない。

僕らは100回演奏し続けた曲
かもしれないが、
お客さんにとっては
1回目かもしれないし、
とても特別な時間かもしれないのだ。

僕が言いたいのは、、、

曲を聴いているリスナーが主人公であり、
スポットライトを当てるということを
アーティスト側が意識する必要がある
ということだ。

こう考えると、発信されるコンテンツは

リスナーのものであり、
表現者のものではないのか

と、思うかもしれない。

そう、リスナーの
カイロス的な時間のために、
アーティストは作品から「自分」を
排除しなくてはいけない。

作品を完成させればさせるほど、
そこからアーティストは消えていき、
死へと向かう。

そういう風にも捉えられるだろう。

しかし、ここには議論の余地があるので、
7月6日のイベント

「コンテンツは日本を救うのか?」

でディスカッションしたいと思う。

リアルアーティストの在り方として、
時間や作品との向き合い方を
問われるからだ。

あなたはどう考える?

 

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カテゴリー:RAS

【Keword for creators】コンテンツ

今回のキーワードは、
来月のイベントの核ともなる
「コンテンツ」にしよう。

コンテンツというと
あなたは何を浮かべるだろうか?

wikipediaから引用すると、

コンテンツとはあるものの「内容」のこと、概念。

とある。

これだけだと、抽象度が高いので
もう少し引用する、、、

 

「コンテンツ」とは、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲームその他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を電子計算機を介して提供するためのプログラムであって、人間の創造的活動により生み出されるもののうち、教養又は娯楽の範囲に属するものをいう(コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律2条)
また、コンテンツは、発信者であるクリエイター×表現技術×伝達手段と因数分解される。インターネットの普及に伴い、コンテンツの発信者としては、それを仕事とする専門のクリエイターだけでなく、ユーザー自体が発信者たりうるCGM(Consumer Generated Media)が登場している。

 

法的には、教養・娯楽に属するものである(らしい)。

が、僕が特に興味を引かれたのは、
コンテンツを因数分解すると、

発信者であるクリエイターもコンテンツの一部である

ということだ。

これは、今年のロックの日の
イベント企画である

「コンテンツは日本を救うのか?」

に、ダイレクトに関わってくることである。

スポッティファイや
アンリミテッドなどのような
ストリーミング配信の登場によって、
ユーザーの音楽の聞き方が大きく変わる。

今までより安く手に入るので
ユーザーとしてはありがたいかも
しれないが、、、

ここで誰もが気になるのは、
アーティスト側の権利(収入)であろう。

こんな記事があったので、
目を通しておいてほしい。

音楽配信サービスの進化とアーティストの苦境:
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130213/1047456/?P=1

この記事から引用すると、、、

 

音楽の提供方法が「CD→課金ダウンロード→定額ストリーミング」とシフトするに伴い、アーティストのロイヤリティ収入も「ドル→セント→1/10セント」と桁が一桁下がる形で低下しているのである。

 

この記事でも指摘している通り、
音楽配信のストリーミング化の普及により、
アーティストのみならず、
レコード会社や事務所など
関係スタッフに影響がでるのは
誰でも予想できる。

会社は収入源を分散させ、
生き延びることはできるが、
アーティストは単純にそうはいかない。

TPP問題が騒がれているが、
それと同様に発信者側にとっては、
対応を強いられる大きな変化である。

表現者がコンテンツの一部であるのならば、
いったいコンテンツは
表現者を救うのであろうか、、、

表現者はコンテンツとして
救われるのだろうか、、、

ストリーミング配信が進化する中で、
コンテンツは日本を救うのだろうか、、、

エヴァや日本鬼子、
マリオやアンパンマンなどの
キャラクターの行く末は、、、

そんなことを
「コンテンツ」というキーワードを
きっかけにぜひ考えてほしい。

 

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カテゴリー:KFC

Sam Lee(サム・リー)

Sam Lee – The Ballad of George Collins OFFICIAL MUSIC VIDEO

Future Cinema presents Sam Lee – Goodbye My Darling

Sam Lee – The Ballad of George Collins (Live)

注目の音響フォークシンガー、サム・リー。

彼の生い立ちがおもしろい。

バイオグラフィーを引用しよう、、、

 

1980年イギリス生。ルーツは東欧系ユダヤ人で、父は作家/芸術家、母はオペラ・マニアという音楽的に恵まれた家庭環境で育つ。大学時代はファインアートを専攻し、卒業後は喜劇役者やダンサー、音楽プロモーターなどの活動をしていたが、25歳の時に1950~60年代に録音された伝統音楽の音源を聴き、「恋に落ちた」ことで人生が変わる。ブリテン諸島に昔から住んでいるトラベラーズ(漂泊民)のコミュニティに入って教えを乞い、伝承曲を150曲以上習得。2012年にデビュー作『Ground Of Its Own』を発表すると、瞬く間に各方面から絶賛され、セールス的にも大成功を収める。本国イギリスのみならずヨーロッパのワールド/フォーク・ミュージック・シーンで、いま大変な注目を集めている期待の新星である。

 

幼少期の家庭環境、そして多感期に過ごした学生時代が色濃く反映された音楽だと思う。

トラッドでありながら無国籍な雰囲気。

古くさいようで新しい。

このどっちつかずの無味無臭っぽさが逆に個性を放っている。

混沌なこんな時代だからこそ、極端に偏るか、
捕らえ所のないゼロのポジションのアーティストが
受けいれられる。

サム・アミドン、スフィアン・スティーヴンス、ベック、
デヴェントラ・バンハート、ボン・イヴェールに続く
アーティストとして注目されているサム・リーの動向に目を向けよう。

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カテゴリー:BRM

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