沖縄に移住した進化系アーティスト

どうも、島田です。

今、波の音を聞きながらペンションのテラスで
この記事を書いています。

そう、去年に続いて、今年も沖縄に来ているのです。

テーマは「対話」。
ということで、ブーバーやローゼンツヴァイクを
お供に沖縄で自分自身や世界と対話しています。

自分がぼんやり描いていたものが少しずつカタチになってきたり、
伝えたいメッセージが固まってきたり、新しいアイディアが浮かんだり、、、

充実した日々を過ごしています。

今、あなたにこうして記事を書いているのは
あなたの活動の参考になるような出会いがあり、
このタイミングで伝える事が最善だと思ったからです。

また、僕の体験を通して

あなたにとっての意味を見いだしてほしい

とも思っています。

そんな想いも込めてのお届けです。

今回の話は、

「アーティストとしてよりよい活動をしていきたい」

という意識があるのならば、何かしらのヒントになると思いますので
ぜひお時間をとって読んでみて下さい。
ノープランで沖縄に滞在して3週間くらいが経ちますが、
偶然、僕が日頃から提案しているライフスタイルを実践している
アーティストに出会いました。

僕がいつも提案しているアーティストのライフスタイルを
一言で言えば、

自分のコアなメッセージを自由に発信し続けるアーティスト

ということになります。

「何にも縛られず」

というと誤解されるかもしれませんが、要は、

自分の表現の妨げになる障害に振り回されない

ということです。

時間的なことや経済的なこと、技術的なこと、
また人間関係などのしがらみや世間の目や常識、、、

活動していくにあたって様々なことに囚われ、
障害と感じる人が多いようです。
「自分はもっとやれるはずなのに、
 フリーターなのでお金がない、、、」

「結婚して、子どももいるので音楽をやる時間がない、、、」

「人前で演奏するスキルが足りない、、、」
そういった嘆きをよく耳にします。

あなたも一度や二度くらいは誰かが言っているのを
聞いた事があるのではないでしょうか。

しかし、よく考えてみるとおかしなことです。

音楽をはじめたとき、時間があるなら、お金があるなら、
誰かとトラブルにならないなら、、、なんていう条件を
つけてから、スタートするでしょうか。

こんな弱気な状態ではじめるのでしょうか。

中には、条件付きで音楽を始める場合もあるのでしょうが、
ほとんどの人が単純に好きだから音楽をはじめるのだと僕は思います。

歌を歌いたい
ギターを弾きたい
ドラムを叩きたい

それらは衝動と言ってもいいかもしれませんが、
純粋な興味からスタートしているのだと
自分の経験も通して実感しています。

音楽を好きでやっている

という事以外に活動する理由は
特に必要ないのではないか
と僕は思います。

ですが、いつの間にか何かしらの理由ができて、
(ほとんどが大人の理由ですが)活動にストレスを感じてしまう、、、
「では、やっぱりそう思ってしまう自分が悪いのだろうか、、、」

というと、そう思う事自体が悪いわけではないと思います。

いま、僕らを取り巻く環境や社会で過ごしていたら
すごく自然なことだからです。
(そのあたりのロジックの解説は長くなるので割愛します)

大きなものに縛られている

というか、もう少し正確に言うと、

そのようなものだと思い込まされている

に過ぎないからです。

極端かもしれませんが、そのくらいに捉えることで、
次の一歩を踏み出しやすくなると思います。
こういった背景があって、僕はアーティスト支援活動のメッセージとして、

「そんなのに縛られなくても、自由に音楽を続ける事はできますよ。」

と言い続けているのであって、単に

音楽で売れる

という小さな話をしているわけではないのです。

一昔前のアーティストの成功法則というと、

いい曲をつくって、
いいライブをして、
スカウトされて、
メジャーデビュー

という書いていても何か恥ずかしさを感じるほど、
違和感のあるストーリーでしたが、
それがいろんな意味で幻想であることを
多くの人たちは気づいてきています。

いや、このストーリー自体が無くなったわけではありませんし、
一時代を築いたのも確かです。

ただ、今までのストーリーは、これからは
ハッピーエンドにはなりにくいもの
だと多くの人は気づいていると思います。

だからこそ、僕はこれからのアーティストのあり方として
新しいストーリーを描いて、伝え続けているのであって、
それがあなたやあなたの周りの人たち、もっと大きく言えば
音楽業界にとって重要な意味のあるものだと思っているのです。

そして、僕が描いているストーリーを
少しずつ実現しているアーティストも増えてきました。

とは言っても、

「まだまだ現実的でないし、実感がわかない、、、」

なんていう声も頂きますので、事例を紹介しようと思います。
それこそが、今回の話である沖縄での出会いです。
ひとりは、来間島の宿のオーナーの話。

偶然、泊まった宿のオーナーは、これまた偶然、
僕が住む愛知県でハードコアバンドのボーカルを
やっていた人でした。

彼は当時、ほとんどバイトもせず、ヒモのような状態で生活をし、
音楽活動をしていたそうです。

バリバリのハードコアバンドで活躍し、全国的にも有名な人で、
一部の間では熱狂的なカリスマのような存在であったそうです。
彼の転機は結婚。

結婚をしてから、独学でデザイナーの勉強をし、
コネやスキル、経験など全くない状態から
仕事として成功します。

今では宮古島に事務所をかまえながら、
デザイナーの仕事をする一方、
家族で宿を営んでいます。

おもしろいプロジェクトにもたくさん携わっていました。

宮古島ロックフェスや世界的に有名なワールドミュージシャンと
立ち上げるレーベルなど。

活動が多岐に渡っているということも
時代によくあっているように感じます。

カテゴライズされない。

これはすごく重要なポイントですので、
ぜひ覚えておいてください。
そして、もう一人。

家族で恩名村にあるペンションを
営むアーティストとの出会いもありました。

夏にはウミガメの出産も見られるという
ビーチ沿いの素敵なペンション。

ノンストップで心地よい波のBGMが流れています。

このペンションを経営している人も自分のライフスタイルを
実現しているアーティストでした。

これまた偶然、来間島のオーナー同様、彼も沖縄に移住する前には、
三重県で活動していたそうで、同じ東海圏ということで
共通の知り合いのアーティストも何人かいるという
またもやの偶然のつながり。

彼もペンションを営みながら、自身の音楽活動を続けていて、
アーティストとしての時代にあったライフスタイルを実現していますし、
最初にあげた障害を感じずに、自由に好きな事をやっているようでした。
彼ら2人との出会いは全くの偶然ですが、時代にあった
生き方をしていて、これからのアーティストの未来を
垣間みたような気がしますし、描いているストーリーにぴったりでした。

沖縄で出会った彼らだけでなく、いろんなことに
縛られずに自分の好きな事をやり続けている
アーティストが増えています。

いや、歴史的に見れば、昔から彼らのようなスタイルはありましたし、
体現しているアーティストも世界的にも多数、存在しました。

ただ、表にはあまり出ないので知られにくかったですし、
なにより、知ったところで実現するにはハードルが高かった。

でも、今は違います。

彼らのようなライフスタイルは、実現しやすくなりました。
こういったライフスタイルを送れるようになった大きな背景は
たくさんありますが、やはり一番はネットの普及でしょう。

ちょうど出会った宿のオーナーのソロプロジェクトが、
iTunesで新作をリリースしたとのことで、僕はすぐに購入しました。

偶然、沖縄で出会った人の作品を1クリックで手に入れたのです。

これはアーティスト側からしたら、すごく大きな変化です。

iTunesだけでなく、ネットの普及がアーティスト活動の幅を
広げたのは僕が言うまでもありません。

では、ネットをうまく使えば新しいライフスタイルを
送れるのかというとそれも違うと思います。

なぜなら、ネットはツールに過ぎないからです。

ツールを使うのは、人です。

つまり、そのための人間としての土台作りを
しっかり行なっていないと、ツールは使いこなせません。

10億円以上するストラディバリウスの音も
演奏家に依存するのは誰しもが納得するのと
同じ事です。

では、実際にどうやってアーティストとして、
人間として土台を築いていくのか、
という話は長くなってしまうので、
次回にしたいと思います。

ヒントになるのは、お年玉音声で配った

「自分のダイヤの見つけ方」

になるかと思いますので、まだ聞いてない人は
聞いておいて下さい。

それでは、また。
島田 晋輔
PS:

この記事を書いていたのは3月下旬で、
今は沖縄から愛知県に、そして東京へ行き、
明日は京都です。

少しタイムラグがありますが、
内容に変わりはありませんので。

と、思ったらエラーで反映されていませんでした。。

いま、京都から帰り、再度記事をアップしています。

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2012年4月5日 | コメント/トラックバック(0) |

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